2020年11月14日 小説 上履き隠し(11) 靴下のままで、下駄箱のスノコから、廊下へと歩き出す。冷たい。足の裏から感じる冷たさと、誰からかわからない視線を感じて、小さく身震いしながら歩き出す。恥ずかしい。今日これからどうするの?自分の教室に行くことも考えたが、階段を上がるのをやめて、そのまま職員室 …